2025年大阪万博…夢洲?

2016.10.04

「大阪万博」という言葉が何度もニュースに取り上げられるようになりました。2025年がその候補の年だそうですね。

1970年の吹田万博の際に大学4年だった私にとって、「人類の進歩と調和」というテーマで開催されたあの万博は、会場近くに住んでいたことや、あるパビリオンで期間中アルバイトをしたこともあり、大きなインパクトとともに思い出深いものでもあります。

毎日新聞9月29日

今回、「夢洲」を会場にという話が既定路線らしいですね。その近くに住むものとして、また、市長時代に「阪神港」の国家戦略特区に向けた動きをしたものとして、なぜ夢洲なのかという疑問を感じました。どうも、カジノ誘致への勢い付けとか、政府と日本維新の会の距離感とか様々な見方があるようですね。

大阪万博はなぜ夢洲で開かれなければならないのか。吹田万博が北摂の地に万博公園という緑の地域を残し、大阪北部の基盤整備に寄与し、吹田インターチェンジを始め、交通のハブ的な姿を見せていることなど、時代背景もあるとは思いますが、「人類の進歩と調和」というテーマに沿った開発だったといえると思います。

大阪全体の発展や開発につなげるとすれば、大阪の南部には適した場所はないのでしょうか。例えば臨空エリアとか。そんな思いがしてなりません。

なぜ、「夢洲」なのでしょうか。