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「チャレンジ大大阪」へのメッセージ

森 裕之(立命館大学 政策科学部教授)

森先生はこの間、「大阪市を知り・考える市民の会」主催の学習会で2回の講座に出て頂いています(公共政策ラボ共催)。
第1回の学習会の模様を動画(第1回)もしております。第2回の動画がアップ(8月30日)されました。既に第3回の日程も9月8日(火)の午後7時からの開催ですが、1回、2回と参加者が増え、定員は増えたものの既にかなりの方が申し込まれており、参加希望の方は開催要項をお読みの上メールでお申し込みください。

このホームページの大きな柱である「大大阪」時代、大阪市長をさせて頂いた私にとっても初めて聞くお話が多く、「大阪人」としての誇りを「新時代の大大阪」に繋がなければという気持ちになります。

森先生からのメッセージです。

「明治22年に市制が施行されて以来、大阪市は自治の制約や貧困・公衆衛生・災害などの苦難に直面しながら、市民の暮らしと都市の発展を支えてきました。そのほとんどは、大阪市が自ら考え、実践してきたものであり、それらが近代大阪の発展を担いました。

なかでも特筆すべきは、大阪市の政治行政と市民が連帯しながら、市政を推し進めたことです。大阪市政はそれに応えるべく、市民生活を物質的・精神的に支援するために全力を尽くしてきました。戦争の災禍を乗り越え、現代にいたる大阪市の歴史を振り返るとき、私たちの中にはそのような先人たちの魂がいまだに引き継がれていると確信します。

私たちは刹那的な時流に流されることなく、このような大阪の歴史や世界の都市にしっかりと学びながら、これからの大阪市のあり方を考えなければなりません。」

森先生ありがとうございました。

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