大阪市会 9月議会は要注意!
2016.09.27
9月24日の「大阪を知り・考える市民の会」主催の「ちょっと知ってる?大阪のこれからPart2」で現在開催中の大阪市会が如何に市民生活に影響を与える案件が目白押しであるかが一覧表で配られました。
これがその資料です。もちろん、ここに上げられているものだけではありませんが、最近のメディアでは築地市場・豊洲市場問題ばかりが取り上げられて、大阪で暮らす人たちには直接関係ないものという印象をぬぐえません。
そんな中で、この一覧表に出ているように、水道の民営化、地下鉄の民営化、市バスの民営化、公立大学法人(市大・府大統合)、住吉市民病院の廃止、港湾管理の府・市一元化など多くの市民に直接関係するであろう案件が目白押しです。
そんな中、今日の午後1時から民生保健委員会で審議されるのが環化研・公衛研の統合・独法化と(独法)市工研・産技研の統合議案があります。
環化研・公衛研まもれ@大阪さんのホームページはこちら。
このページに学習会に参加された多くの方の意見も寄せられていますが、普段、大阪市政をウォッチされている方でも知らなかったという情報が溢れていたと感じます。
特別区か総合区かという不毛な議論が短いニュースの中で取り上げられる裏で進んでいるこうした動きを多くの方が知る機会はほとんどありません。当日の感想集をじっくり読んでいただきたいと思います。
今日の午後1時からの民生保健委員会はネット中継もあります。録画公開は後日になりますので時間の都合で傍聴には行けないという方、ぜひ中継でご覧ください。
大阪市会インターネット中継へのリンク
独法化というとこの間の「民営化」議論のようにあたかもバラ色のイメージを持たれている方にこの資料をもう一つ。これは常々東京をモデルにと言われている知事・市長の方針通りで進むと、逆に衛生研究所を「機能強化」するという独法化になったら「東京並み」のことすらできなくなるという一覧表です。
非常に専門的な部分で読みづらいと思いますが、こうしたチェックを経て、それでもなお府民・市民のいのちと暮らしを守る気構えを市会議員の議論からくみ取ることができるのかどうか。他の重要案件と含めて今議会の重要性をぜひ知った頂きたいと思います。