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市民発信を振り返る1~都市交通の行政課題 2015.05.25

今回の住民投票の構図として、維新の党、大阪維新の会vs多様な市民団体の活動があったと思います。統一選後は自民、公明、民主、共産という野党4党の反対票をという戦線がどうしてもメディアの中心に据えられました。4党の素晴らしい動きもありましたが、3月21日に中央公会堂での大集会に集まられた多くの市民の方、自然発生的な動きの多くが、莫大な費用をかけた空中戦の橋下氏、維新に僅差で勝つことができた大きな要因の一つでもあると思います。

そんな経過を東京が知らないのは当然ですが、関西メディアが放送局を中心に相変わらず「偉大な橋下氏」というトーンを続けていることに危惧を感じます。そこでこのページでは、私もメンバーに入れて頂いていた「大阪市の分割解体を考える市民の会」が、中央公会堂で集まったカンパをもとに開催された勉強会を、広く知ってもらいたいと会の了解を得てその動画をアップさせていただきます。

派手に伝えられている「都構想」のまがまがしさをきちんと検証しないことには、公共というものの役割すらお金だけに換算する人たちの餌食になってしまうという危機感です。

まず、地下鉄の民営化という議論がさも喫緊の課題であるかのように伝えられている世相に対して、去る4月24日に開かれた3回目の『どうしよう?大阪市がなくなったら』の市民学習会の動画です。講師に近畿大学 三星昭宏名誉教授をお迎えして、「都市交通の行政課題」と題しての勉強会です。

ダイジェスト版33分26秒です。

そして、株式会社ふれ愛交通の道野隆社長の「地域公共交通ネットワーク」の必要性についての報告も含めた完全版はこちらです。(2:09:05)

なお、「大阪市の分割解体を考える市民の会」では今後も「大阪」を考える会として名前を変えて活動を続けられると聞いております。具体的な活動については分かり次第お知らせします。

[Category:その他,コラム