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世論調査をどう見るか 2015.04.06

いわゆる「都構想」に対する直近の世論調査結果を、今朝の毎日新聞、産經新聞は同じ数字を使っていますが、放送局や共同通信との調査協力なのでしょう。基礎数字は同じで、それぞれが独自に分析するという形ですね。産経のリンクはこちらhttp://www.sankei.com/west/news/150405/wst1504050066-n1.html

毎日新聞26面の解説記事で「反対が上回った」という結果を受けて、自民市議が「肌感覚では厳しい」という意見を述べたと伝えていますが、私も街頭でのチラシ配りを通じて同じ感想を持ちました。決して「大阪市廃止・分割」に反対する人が、10ポイント以上もの差で多くなったとは思えません。

一方、読売新聞では反対が上回ったもののその差は1ポイントにしか過ぎない結果だったようです。

ブックレット「どうなる大阪」の15ページにある4コマ漫画を見て頂きます。街頭活動をさせていただいた当初の反応で一番驚いたことを表したものです。

04-どうなる大阪-p.15

せせらぎ出版「どうなる大阪」15ページより:イラスト、もろずみとしよ

 

確かに以前よりは浸透してきたとはいうものの、4月12日の統一選から僅かの期間しかなく、投票に行くという人は少ないのかもしれません。しかし、自分たちの住んでいる自治体が無くなるかもしれない。その最終決定権が市民に委ねられているという日本の地方自治史上かつてない規模の「住民投票」です。

4月27日(月)告示で、翌日の28日から前日の5月16日まで、期日前投票が行われます。なぜ反対票を投じて頂きたいのかについては何度もお伝えしているように、投票対象の「協定書」には書かれていない夢ばかりを語る人たちについていくと、とんでもない未来が待っているという危機感があるからです。

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