今年の６月１日に大阪のハグ・ミュージアムで開かれた日本料理のハラール認定制度についてのプレゼンテーションを見に行きました。イスラム圏といっても中東だけでないことは皆さんもご存知のとおりです。

今後世界遺産の「日本料理」の更なる裾野拡大に向けて非常に先進的な取り組みをされていると感心しました。今日はその仕掛け人の一人「大阪府日本調理技能士会」の室田会長（リンクは室田さんらしい表情がでているので勝手に貼りました。不都合があればお申し出ください）にお声掛けいただき、天王寺区にある「天王殿」で開かれた、懇親会と平成２６年度表彰者受賞祝賀会に行かせてもらいました。

ハラール日本料理では日本酒で下味をつけることもできないんですよ。
今日は第一号の認定証の授賞式も行われました。
来賓の自民党大西ひろゆき衆院議員をはじめ府議、市議６人のご挨拶の後、一言お話しする時間を頂き「ハラール日本料理への取り組みが、日本料理を通じた文化の相互理解、親善に繋がって欲しい」ということを申し上げました。

技術の継承というものには本当に多くの分野が有りますが、日本料理は伝統を守るだけではなく、文化の橋渡しをできる強力なツールでもあると感じます。

なお、この認定証授与式の模様は日本料理国際化協会のホームページでも紹介されています。