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「チャレンジ大大阪」へのメッセージ

鷲田清一(哲学者)

鷲田清一先生(京都市立芸術大学理事長・学長、元大阪大学総長、大谷大学教授)
鷲田先生が大阪大学総長をされていたときに市長になったご縁で、色々な場所でご一緒しました。なかでも2009年10月1日、ナカノシマ大学のキックオフイベントとして、21世紀協会、阪大の21世紀懐徳堂、大阪市、京阪などの共催シンポジウムを開いたことから様々な方との具体的な交流に繋がりました。そして後日同じメンバーで対談した内容を含めて、「おせっかい教育論」を140B社から出版してもらっています。

そのキックオフイベントが内田樹さん、釈徹宗さんとの初対面でもありました。

鷲田先生とはその後も私が代表をしている公共政策ラボのシンポジウムに出ていただいたり、平川克美さんが主宰されているネットラジオにゲストとして出ていただいたりした関係で、お酒を飲むと「ワッシー」などと不遜な言葉を発してしまいます。
今回の私のお願いに2013年から仙台メディアテーク館長のお仕事で仙台に向かう直前だったにもかかわらず、一言寄せてくださいました。

「大事なことはお上に委さない」と、暮らしの大事なところはみなで財と労力を出しあい、みずからの手で担おうとした大坂町民の気概を、いまこそ思い出すべきときです。

鷲田先生ありがとうございました。貫かれた思い。大阪の原点ですね。

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